マイクロスコープ講習会

IMG_2725

マイクロスコープは口腔内を詳細に診る為の治療機器

眼の分析能力は年齢を問わず10分の1ミリなので裸眼の診察は限界があります。

マイクロスコープは100分の1ミリまで見えるので、
①裸眼では見えない歯の病気
②歯の中の神経がある場所
③虫歯で詰めた技工物等と歯の適合度
④歯周病の原因の歯石が着いてる場所
など歯科治療に必要な、『口腔内を眼で診て正確に治療する』が可能です。

日本での普及率が10%以下だそうですが、IMG_2723米国では歯内治療(歯の神経の治療)では100%(!!)使われています。というよりもマイクロスコープを持っていない歯医者には患者さんはいきません。

『米国で歯の神経の治療費は根が一本10万円、奥歯は根が4本ある歯が多く、神経の治療費だけで40万円、セラミックの歯をつけるのに30万円、合計70万円を請求されますがマイクロスコープなしでは治療できません』
私の知り合いのニューヨーク州立大学歯学部の先生のお話です。

治療する部位をはっきり診て、正確な治療をするという、歯科治療の基本であることができるマイクロスコープを使い、患者さんのお困りを解決出来ることができるので明日から早速使います。

マイクロスコープは衛生士も使い、歯周病の治療に役立てます。

歯石除去や歯肉の形態の改善の予後がはっきり見えるので治療のレベルが上がります。

新しい技術は患者さんの為に!!!!

 IMG_2727